幸笑(さちえみ):SACHIEMI WEB制作、マーケティング支援・代行

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屋号「幸笑(さちえみ)」について
:2019/04/20 | 全般

はじめまして。幸笑(さちえみ)の掛橋です。
きっとここに辿り着く方は「はじめまして」ではない方のほうが多いかとは思いますが。。。

このブログを書いている今日現在(2019/4/20)、間もなく平成が終わり、元号も新しくなろうというタイミングでこんなサイトを立ち上げてみました。
とはいえ、現在の状況に関しては「ひっそり」とか「こっそり」という表現がふさわしいスタートです。

現時点ではまだ開業届も出しておらず(一応、6月頃には申請予定)、いわば副業としてフリーランス仕事を請けているという状況。
齢40を超え、20代半ばに一度断念(正直に言うと逃げた)した独立・起業というものに向けて、ようやく少しだけ動き出した、そんなところです。

さて、屋号として掲げた「幸笑(さちえみ)」について、説明しておこうかと思います。
直近の同僚から突っ込まれる内容は想像に難くないので「そうではない」という事も含めて。

そもそも「幸笑(さちえみ)」という言葉は、当然ながら私が勝手に作った造語です。
イントネーションとしては「微笑み」と同じです。
このネーミングですが、当時(2000年頃)はまだblogという言葉がとてもマイナーでWeblogとも呼ばれていた頃に、私が運営していたblogのタイトルです。2000年~2004年頃までだったと記憶しています。

ちょうど2000年~2001年くらいにMovable Typeが国内でも普及し始め、必死に覚えて作った懐かしい記憶があります。
特に書きたいことがあったというわけでもなく、blogというものをやってみたかった、という単純な動機でした。
そのときに「どうせなら、自分が楽しいと思えることを書こう」と思い、自分が幸せで笑顔になれるサイトという意味で付けた名前です。

最初はそこまで思い入れがあったわけではないですが、4年間運用(最低でも週に2回ほど更新)していたということ、語感、字面など含めて最終的にはとても愛着のある言葉となっていました。

そしてこの度、屋号を掲げるにあたって一番最初に思い浮かんだのがこの「幸笑(さちえみ)」でした。
当時は「自分が幸せで笑顔に」という意味で付けた名前ですが、事業を始めるにあたり「自分も含め、この仕事で関わったすべての人が幸せで笑顔になれるように」という思いを込めて、屋号として掲げることとしました。

2000年。ミレニアムという言葉で世の中が騒いでいるのを尻目に、大卒の求人倍率は0.99という過去最低(当時)の就職戦線。
周りの友人たちが必死に就職活動に励んでいる中、どうにもその波に乗る気になれず、フリーターという道を選んだことがきっかけでITの世界に入りました。

そこから20代半ばには独立を支援すると言っていただけるクライアントとも出会いながら、自信を持てず会社員という道で流され続けて40代まで。
多くの人に助けていただきながら、ようやく少しだけ自信が持てるように。

この小さな自信を育てつつ、自分が助けてもらったように今度は非力ながら誰かの助けになれるよう、そして少しでも誰かの幸せな笑顔を増やせるような仕事をしていければと思っています。